腸活の基本スタンスは【東洋医学】で自然治癒力(免疫力)をupする!
人がもつ自然治癒力を考える上で参考となるのが「東洋医学」の考え方です。検査データで証明して治療対策をねる西洋医学の方が説得力はあるかもしれませんが、人も自然動物の一員。自然界においては、細菌やウイルスによる感染症はつねに発生しているので、変異するウイルスに対する全人類のデータを採取・分析・研究成果を待っている時間がありません。
治験後本当に安全なワクチンが出るまでは、東洋医学の基本ベースをもとにする、腸活×菌活ライフスタイルで、免疫力をあげる方が確実で早いと思います。(私も娘も治験には参加しませんが)
1.西洋医学と東洋医学のちがい
西洋医学では、患者の症状や訴えを聞き、さまざまな検査方法を用いて考えられる病名を診断し、その病気あるいは病原菌などに対して治療方針を立てます。
そのため、西洋医学での一番の判断基準は、血液検査などの科学的検査であり、検査値の正常化が治療の重要なポイントとなります。
また、局部の病気に対しては主にその部分のみの病変とされ薬や手術で局所的に治療を行います。
一方、東洋医学では、病気は体のある部分だけの病変ではなく、五臓六腑のすべての機能につながった生命体の病変としてとらえます。人間にはもともと自然治癒力が備わっていて、常に襲ってくる細菌やウイルスなどの病原菌と戦って、生命を維持する能力を発揮していると考えます。
東洋医学の治療は、もともとある自然治癒力の手助けをするというもの。検査データには現れないものの、体全体をみたときの不調箇所を、脈や舌などで患者の体質を見分けて、その体質に合う処方を組み合わせて治療を行います。同じ病名でも、人それぞれの体質に適応した治療方法があるからです。
2.自然治癒力を支える体のシステム
ホメオスタシス【生体恒常性)は、呼吸や体温、血圧などがコントロールする「神経系」、ホルモンの分泌を担う「内分泌系」、ウイルスや細菌などから体を守る「免疫系」のはたらきにより保たれています。これらは、それぞれ血液を介することでも関与しています。
ホメオスタシスの機能が整うことで、東洋医学でいう「気・血・水」の循環がよくなります。
●「気」は生命の源であるエネルギー
●「血」は全身の細胞や臓器に酸素や栄養素を届ける血液のこと。造血は、腸のはたらきであり、血の質は、腸内環境が大きく関わっています。
●「水」は血液以外の体内の水分のこと。体の約60%は水分でできています。
これらは互いに関係しあい、常に全身をめぐってバランスをとっています。量が不足したり、滞ってしまうとバランスが崩れてカラダの不調がおこるようになります。
3.自然治癒力(免疫力)を高めるために必要なのは
「心」「食」「睡眠」「運動」「呼吸」
です。これらの5つすべて・・・以前から私たちが提唱している美腸Methods®ですね(*^^)
体のしくみをしっかり理解して、根本から体質改善いたしましょう。