
今!ココロ磨きをするかしないかで、アフターコロナの新しい生き方が決まる!【三慢】を防げ
コロナ感染収束後のニューノーマル(新しい日常)では、世界が一変するでしょう。
ちょうどまさしくアメリカでは大きな社会運動がはじまっていますよね。
アフターコロナにおいては、今までと同じ生き方はできないと思います。
これからは、私たち一人ひとりの行動が、世の中を変えてしまうほどの影響力をもっていることを自覚しなければなりません。
人は、自制(=自己抑制)しなくてはならなくなると、日がたつにつれ段々と自分に甘くなってきてしまいます。
ダイエット行動が一番わかりやすいのですが、目標もって、自制心を強くもってスタートしつつも
「つい・・・」
「頭ではわかっているんだけど・・・」
となってしまうアレです、というと身に覚えがある方も多いでしょう。
仏典で、「心猿意馬(しんえんいば)」という言葉があります。
心におこる欲望や心の乱れを、騒ぎたてる猿や走り回る馬にたとえた言葉です。
猿も馬も元来は野生で、訓練しなければケガをすることになります。それと同様に、人の心も、そもそもが野生動物に近い本能があり、修練のない心が暴れ出したならば、人生を大きく狂わせてしまう。野蛮な心をきちんと自制したからこそ、事を成就できるのだ、という意味なのです。
では、修練していない=ココロ磨きをしていない心とは、どういうものでしょうか?
人の心の悪いはたらきを紹介した言葉で『 三慢 』というのがあります。
ちょうど『三密』という言葉が定着してきているので、なじみやすいかもしれません(^^)
三慢
●慢心 = 自分だけは絶対大丈夫
●傲慢 = 人の意見は聞こえない
●怠慢 = 今の自分を変えない
なかなか鋭くまとめた「三慢」かと思いますが、多かれ少なかれ、全員の心の中に巣くっている悪心だと思います。
2020年、誰もが想像しなかった大きな変化がありました。生活習慣が一変したのです。自粛で活動範囲を強制的に止められました。
ただ、このコロナショックをチャンスに変えるためには、「三密」を新しい生活習慣に取り入れたように、
「三慢」を発生させないような新しい心のありかた・生き方を身につけるトレーニングをする
ことだと思います。
もう少しわかりやすくいえば
最近忙しくて忘れかけていた「ココロ磨き」をする。中でも、自分の中の「他人への思いやりのココロ」が消えかかっていないか? 言葉と行動できちんと相手に伝えられているか?をふりかえる。
ことだと思うのです。ということは、今は、アフターコロナのニューノーマルの世界で勝ち残れる人と堕ちていく人との分岐点になっているのではないでょうか?
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