
ホルモン分泌・免疫力を司る「腎」を守って!栄養と睡眠は薄毛対策にも効果的
美腸カウンセラー®のタワリカです。
10月31日は、「ブルームーン」と呼ばれる満月でした。今月は2日にも満月があったので、ひと月で満月が2回あるときに、2回目の満月を「ブルーム―ン」と呼び、その珍しさから、「ブルームーンを見ると幸運が訪れる」と言われているところもあるそうです。
次回のブルームーンは、2023年8月31日だそうです。満月を愛でる楽しみが増えますね。
11月の節気は、寒露・霜降です。
紅葉も美しくなり、過ごしやすい季節ですが、乾燥と昼夜の気温差に気を付けましょう。冬に備えて、穏やかに体を温め、胃腸をいたわり、身体の水分を守ることがポイントです。
11月は、「肺」「腎」を補うようにしましょう。
「肺」は、清気(酸素)と濁気(二酸化炭素)を交換する呼吸機能、水分代謝の調節、体温調節、免疫機能などの役割を担っていますが、「燥邪」の影響を受けやすいといわれています。
燥邪の影響により肺の機能が低下すると、咳やたん、ぜんそくなどの症状が現れやすくなります。そのため、「肺」に潤いを与えて乾燥を防ぐ食材を取るようにしましょう。
「腎」は、生殖や成長、発育、ホルモン分泌、免疫系など生命を維持するエネルギー源です。
腎の機能が低下すると、更年期障害や骨粗しょう症、免疫力の低下、老化の促進などさまざまな不調が起こりやすくなります。腎は、寒さに弱いため、体を温めるものや腎を助ける食材を積極的に取るように心掛けることが大切です。
若い世代にも激増中の「薄毛」
薄毛とは何らかの原因で、髪が抜け落ち、その結果、頭髪が薄くなり地肌が露出してしまっている状態のことをいいます。
薄毛は、中高年だけの悩みではなく、20代~30代などの若い世代の人たちにとっても深刻な悩みになっています。最近では薄毛に悩む女性が増加しているようです。
髪の成長過程(ヘアサイクル)で、髪が休止期に入って抜けたまま、そのまま成長が止まってしまい、新しい毛髪が作られなくなり、次第に髪の毛の本数が減り、成長期が短くなり、毛髪が十分に育つ前に休止期をむかえ抜けていき、全体的に細く短い毛が多くなり薄毛化になります。
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┃ 薄毛の症状
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●男性型脱毛症(AGA)
思春期を過ぎた成人男性にみられる脱毛症。
年齢の経過と共に額の生え際や頭頂部の髪が細くなったり、抜け毛が多くなるなどで、徐々に薄毛が目立つようになる。
●若年性脱毛症
男性型脱毛症のひとつで、20代~30代という若い年齢で発生する。
特徴は、成長期にある毛根細胞が正常に働かず、髪の寿命の前に抜け落ちてしまう点。
●脂漏性脱毛症
脂性のフケが毛穴を詰まらせ、髪の毛が生えてくる道をふさぎ、頭皮の状態が悪くなって炎症を起こす脂漏性皮膚炎が原因の脱毛症。
●粃糠(ひこう)性脱毛症
頭皮の角質異常による乾燥したフケが毛穴周辺を塞ぎ、頭皮の雑菌の異常な繁殖することにより毛根が炎症し、脱毛にいたる脱毛症。
●瀰漫(びまん)性脱毛症
中高年の女性に多く見られるため、女性型脱毛症とも呼ばれる。
男性型脱毛症のような局所的な脱毛症とは異なり、頭部全体の髪が全体的に薄くなってしまうのが特徴。
*「瀰漫(びまん)」とは一面に広がるということ。
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┃ 薄毛の原因
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【男性の薄毛の原因】
●男性ホルモン
男性ホルモンは髭や体毛などの成長を促進しますが、頭髪にとっては、毛根の毛母細胞を萎縮させ、髪の成長を妨げます。
●遺伝
薄毛には遺伝的要素が大きく関係していますが、遺伝は100%ではなく、環境により薄毛やハゲが発症するかどうかで「高い確率でおこりやすい」と考えられています。
●ストレス
ストレスが自律経やホルモンバランスを乱し、髪を育てる毛根部を取り巻く血管を収縮させ、血流が悪化し、毛根に栄養分を十分運べない状態となり、薄毛の原因になります。
●食事・生活習慣
食生活の乱れが原因で、髪の毛の生成に必須とされるビタミンやミネラル成分を十分に摂取できないため薄毛になることがあります。また不規則な生活も髪の成長を妨げることも。
髪の主成分は、ケラチンという数種類のアミノ酸が結合してできたタンパク質です。アミノ酸を豊
富に含む良質なタンパク質を取ることで、髪の土台を作ることができます。
【女性の薄毛の原因】
●加齢現象
一般には加齢により毛根の細胞が老化するために、髪が細化し全体的に薄くなると考えられています。
また加齢により、頭皮を含めた肌の老化により抜け毛が増えて、健康な髪が育たず、薄毛になってしまいます。
●ホルモンバランス
女性の薄毛は、血流不全に加えて、出産後及び更年期障害等、加齢による女性ホルモンのバランスの崩れが一因だといわれています。
また、タバコや睡眠不足、過激なダイエットによる栄養不足は、ホルモンバランスを乱す要因になります。
●ストレス
女性達は、家庭内の問題に加え、近年の社会不安、仕事や人間関係など、さまざまなストレスを抱えているため、身体の変調から髪や頭皮に与える影響も大きいと考えられます。
●誤ったヘアケア
シャンプー・トリートメント・カラーリング・パーマなどのヘアケア商品による頭皮のトラブルが原因になります。ドライヤーの使いすぎも髪に負担をかけるので注意しましょう。
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┃ 薄毛対策
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●食事
バランスの悪い食生活、例えば肉類や油ものの摂りすぎも薄毛の原因だといわれています。
髪を健康に保つためには、良質のタンパク質や、ビタミン、ミネラルが欠かせません。やはり、ヨードを多く含む海藻類や、髪の毛新陳代謝を促進してくれる牡蠣はおすすめです。
●洗髪
洗髪のし過ぎも洗髪を怠って不潔にするのも抜け毛の原因となります。
シャンプー・リンスのあとはよくすすぎ、ドライヤーのかけ過ぎにも気を付けましょう。
●十分な睡眠をとる
昼に髪が受けたダメージは、夜寝ている間に修復されます。
夜ふかしはせず、十分な睡眠を取るよう心掛けましょう。
●ストレスをためない
ストレスは血行を悪くするため抜け毛の大敵です。
心身の疲労が蓄積しないように、ストレスは早めに解消しましょう。
●禁煙
タバコは血管を収縮させるため、毛根への血液循環も悪くなります。
また、髪の毛に必要なビタミンCも破壊してしまうので、できれば禁煙しましょう。
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