
睡眠時間が3~4時間の人の37%は、うつ病や不安障害の疑いあり
13日に厚労省から公表された2023年版「過労死等防止対策白書」では、睡眠時間が理想より不足すればするほど、うつ病などになるリスクが高まるという調査結果が示され
「心身の健康を保つためには、睡眠時間を確保することが重要」との見解。
白書では、自営業者を含む9852人を対象に、2022年12月に行ったアンケート調査の結果を分析。理想とする睡眠時間は、「7~8時間未満」が最多の約45%なのに対して、実際には「5~6時間未満」が最も多く約36%。
睡眠時間と精神状態の関係を比較したところ、うつ病や不安障害の疑いがある人の割合は、
理想の睡眠時間を確保している場合や、理想より1時間不足している場合では20%未満。
3時間不足すると約37%になり、理想と実際の睡眠時間の差が広がると、精神状態が悪化する傾向にあるとのこと。
また、前日の疲労を翌朝に持ち越すことがある人の割合は
労働時間が「週20~40時間未満」で約53%だったのに対し、「週60時間以上」では約69%に激増。
白書では、「労働時間が長い人は疲労を翌日に持ち越しやすく、うつ傾向も高い。心身の健康を保つため、睡眠時間を確保することが重要になる」とまとめていました。
偶然にも、私個人的に。
自分の脳内スイッチが入る睡眠時間を調べていたところ、やっぱり、睡眠時間が最低連続5時間を下回ると、
まったくパフォーマンスが上がらず、なんなら、翌日も脳内疲労が残り、ダラダラしてしまうので
私の場合は、やることてんこ盛りでも、先に睡眠時間を5~6時間を必ず確保してから、
集中して一気に効率よく、脳内エンジンを加速して仕上げることにしています。
ストレスは腸活の天敵。
睡眠不足による精神状態の悪化(うつ病など)は、ストレスで腸内細菌が活性化できていない証拠ですね。たとえば、サウナとか!ストレス回避のための、自分なりのガス抜き方法を見つけてほしいです。
この白書で、面白かったのが。
芸術・芸能分野ではたらく人たちの労働実態も初めて調査し、640人の回答を分析したところ
「声優・アナウンサー:35人」の約26%。「俳優・スタントマン:108人」の約20%がセクハラ被害を受けた経験がある、との回答がありました(笑)
ジャ〇―ズ事件の世相を表していることに思わず笑いが。