
新型コロナウイルスへの対策は、免疫力アップの腸活×菌活がやっぱり効果的
前例のない全国一斉休校がはじまり一週間になります。会社も、テレワークや時短制度に変更し、また、人が集まる各施設や飲食店なども営業停止が続くなどの危機的状態が続いています。
世界経済に悪影響を与えている「新型コロナウイルス」。各メディアなどでもさまざまな情報が報道されています。その特徴と対策をまとめてみました。
1.新型肺炎コロナウイルスとは
国立感染症研究所によると、コロナウイルスは、人の細胞に比べて、直径がわずか1/100~1/200しかないほど、とても小さくて単純な構造をしています。
人の細胞は、遺伝子のほか、遺伝子を複製したり、たんぱく質を生産したりする「工場」のようなはたらきを担っていますが、コロナウイルスは、遺伝子とそれを包む膜しかないとても単純な構造。
大多数の人は、発熱やせきなど風邪のような症状が出て、自然に治りますが、一部コロナウイルスが肺に入り込んで重症化する人もいます。
一般的な風邪の10~15%はコロナウイルスが原因といわれていて、人にとってコロナウイルスは、普段からつきあいのある、ありふれたウイルスの1つであるはずなのに、なぜ新型コロナウイルスでは感染拡大がこれほど問題になるのでしょうか?
画像提供:臨床感染症研究グループ 神谷亘(現: 群馬大学医学系研究科)
コロナウイルスは本当にこわい??
人にとって、免疫をもたないウイルスが、他の種類の生物からやってくると、感染が広がりやすく、さらに、持病がある人では重症化することが多い。
コロナウイルスは通常、人や犬、豚など、感染相手ごとにそれぞれ形が違います。それは、ウイルスは、膜の表面にあるたんぱく質を「鍵」にして、感染する相手の細胞の膜にある「鍵穴」を開けて侵入します。ここで、細胞に侵入するときの鍵と鍵穴の関係によって、感染する相手が決まるのです。
しかし、ウイルスは遺伝子を複製する際、間違えることが多い。コピーミスによる変異速度については、通常の1000倍以上の驚異的な速さで増殖するため、新しい鍵の形がいくつもつくられます。
こうして偶然、本来とは別の種類の生物に感染できるウイルスが出現してしまうのです。
今回の新型コロナウイルスは、コウモリからきた可能性が指摘されています。(他の生物〇〇の噂もありますが) 過去には、ラクダのコロナウイルスが人に感染した例(MERS=中東呼吸器症候群)などもありましたね。
人の細胞を「乗っ取り」大量増殖する!!
新型コロナウイルスは、実は自分だけでは増殖できません。
ウイルスが増えるためには、人や動物などの細胞に入り込む必要があるのです。 細胞に入り込んだコロナウイルスは、細胞がもつ「工場」を乗っ取り、自身の遺伝子やたんぱく質を次々に作らせます。 細胞内にある膜にたんぱく質をつけ、遺伝子を包み込めば完成です! 感染先の細胞を巧みに利用して、大量増殖するのがウイルスなのです。
ウイルスそのものに毒性はありませんが、ではなぜ感染して病気になるのかというと、乗っ取られた細胞が死んで炎症などの原因になるから、といわれています。
2.コロナウイルスに有効な対策は
コロナウイルスの最も有効な対策は、「アルコール消毒」
アルコールは、コロナウイルスの表面を覆う「エンベロープ」という膜を壊し、ウイルスを死滅させることができます。むやみに怖がるよりも、こまめなアルコール消毒が大事です。
うがいより、「手洗い」が効果的
せっけんによる手洗いでも、アルコール消毒でも基本的に効果は同じ。心配だから念入りにという気持ちになって、石鹸手洗いとアルコール消毒を同時に行うのは、手荒れにつながるので避けましょう。
せっけん手洗いも、アルコール消毒も目安は15秒
洗いすぎによる手荒れの状態になると、荒れた場所に細菌が増殖しやすくなってしまいます。その手が触れた所から周囲に感染を広げるリスクがあるので気をつけて。
消毒時間も、長い方が効果があるわけではありません。時間をかけて消毒しても、残るウイルスの数はほぼ同じという検査結果が報告されています。
口の中を清潔にするという点では、うがいは重要ですが、感染症を予防できる明確な根拠がない、との報告もあります。
狭い空間での会話はさけましょう
感染経路は、主に、せきやくしゃみから出たしぶきを吸い込む「飛沫感染」としぶきがついた手すりやドアノブなどを握り、その手で口や鼻、目を触り、体内に入る「接触感染」。
無症状の人からの感染リスクは低いが、狭い空間で顔をくっつけるように話したり、近い距離で長時間おしゃべりをしたりするのは避けたほうがいいでしょう。
「せきエチケット」
せきやくしゃみの時に、マスクやハンカチ、服の袖などで口や鼻を覆うのが「せきエチケット」。
せきやくしゃみの飛沫は2~3メートル飛ぶので、マスクで飛散防止をするには大変効果的。ただ、感染から身を守る効果は過信しないほうがいい、とのこと。
新型コロナウイルスの検査法
新型コロナウイルス感染の有無は、鼻の粘膜やたんから、PCR法と呼ばれる検査で調べることができるが、結果が出るまで約6時間かかる。インフルエンザのように開業医でも簡単に検査ができ、15分以内に結果がわかる簡易キットも開発中。 2015年にMERS(中東呼吸器症候群)流行の経験から、今回の新型ウイルスで1日1万人分以上の検査をこなすことができる韓国と比べると、日本の検査体制の脆弱さが今回の件で浮き彫りになってしまったのは否定しようがない事実となりそうです。
3.免疫力アップするための腸活×菌活
免疫力をアップするためには、下記のことをぜひこころがけてくださいね!
●プロバイオティクス
(多種多様な有益な土壌菌を摂取する)
●プレバイオティクス
(食物繊維、発酵食品などを毎日食べる)
●バランスよく食べる eat well
●睡眠をしっかりとる sleep well
●手を洗う wash your hands
●目鼻口をさわらない don't touch your face
●運動する do some exercise
●ストレスフリーを心がける don't get too stressed
●風邪気味なら休む stay home when you are sick
天然水素(炭酸水素イオン)含有量日本No.1!美腸水「ゴティエ130」