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健康関連新着情報 DECEMBER

2018年、平成最後の師走もあと少しで終わろうとしています。みなさまにとっては今年はどんな年を過ごされましたでしょうか? 今まで頑張ってこられた方は、その努力と志が実る年になったらいいですね。 楽しく有意義に過ごすためにも、その基本は「ココロとカラダの健康」です。 美腸活LIFEをぜひ実行なさってくださいね。


●12月のおすすめ:肝臓のトラブルに役立つ食材●


しじみ

しじみにはアミノ酸やビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。アミノ酸の一種であるオルニ
チンには、肝臓の解毒作用をサポートする働きがあり、アラニンにはアルコールの分解を助ける働
きがあり、肝臓の働きを正常に保つために役立ちます。



牡蠣

牡蠣にはビタミンB群や亜鉛、鉄などのミネラル、アミノ酸、タウリンなど体に不可欠な栄養素が
豊富に含まれています。タウリンには、胆汁の分泌を促し、消化の手助けをする作用があり、肝機
能を高めることができます



1. おせち料理の由来と意味


お正月を彩るおせち料理は、古くから受け継がれてきた日本伝統の食文化のひとつです。
おせち料理に込められた意味をいま一度確認して、お正月を楽しみましょう。


おせち料理とは


もともとおせち料理は、季節の変わり目にお供えするための祝儀料理だったものが、江戸時代に正月の祝儀料理に限って「おせち」と呼ぶようになったといわれています。


●めでたさを重ねる重箱


おせち料理の重箱には、めでたさを「重ねる」とい縁起をかついだ意味があります。
重箱は四段重や五段重が正式だとされていますが、内容や詰め方は地域や家庭によって様々です。

おせち料理は、火の神である荒神を怒らせないため、正月に台所で火を使うことを避けるという平安時代後期からの風習により、正月には台所仕事をしないようにという意味もあり、日持ちする物が多くなっています。


おせち料理の意味


おせち料理の基本は、祝い肴(いわいざかな)三種、煮しめ、酢の物、焼き物です。 
おせち料理はお正月の神様、年神様に供える料理であり、家族の幸せを願う縁起ものの料理でもあります。
そのため、料理にはひとつひとつおめでたい意味やいわれがあります。


●祝い肴三種とは

祝い肴三種とは、正月の祝に欠かせない三種類の料理で、祝い肴と餅を揃えれば最低限の正月の祝いができるといわれています。
「三つ肴」「三種肴」とも言われ、関東と関西では少し違うようです。

三種の内容は、関東では「黒豆」「数の子」「田作り」ですが、関西では「黒豆」「数の子」「たたきごぼう」となっています。



●黒豆
一年中まめ(勤勉)に働き、まめ(健康)に暮らせるようにとの願いが込められています。

●数の子
たくさんの卵を持つ数の子には、子孫繁栄を願う気持ちが込められています。

●田作り
昔はカタクチイワシが田んぼの肥料とされていたことから、豊作を願う意味が込められています。

●たたきごぼう
豊作の時に飛んでくると伝えられている黒い瑞鳥(ずいちょう)に形や色が似ていることから豊作の願いが込められています。




そのほかにも紅白かまぼこ、栗きんとん、伊達巻、海老など、お正月ならではのおめでたい料理が入り、それぞれの料理に意味が込められています。



おせち料理は、栄養バランスや保存性の良さなど、まさに先人の知恵の結晶といえます。
おせち料理の意味を知れば、おせち料理を見る目も、きっと違ったものになるでしょう。
色々な伝統や行事がなくなっていっても、素晴らしい日本のお正月と、家庭のおせち料理だけは是
非残しておきたいものですね。



2.新聞掲載健康関連情報

今月の読売新聞、朝日新聞に掲載された健康関連記事をご紹介します。


●国立子宮頸がん検診でHPV検査、初の推奨…国立がん研究センターが指針改訂案(2018年11月26日 読売)

がん研究センターは、子宮頸がん検診の指針の改訂案を公表した。がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染しているかどうかを調べる検査を、検診として初めて推奨した。HPV検査に関する海外の研究成果などを分析した結果、自治体が行う現行の検診(細胞診)と比べて、がん患者を減らす上で同水準の効果があると判断した。



●風疹抗体検査に健診活用…「働き盛り」39~56歳男性の接種無料(2018年12月10日 読売)

風疹が流行していることを受けて、患者の多くを占める39~56歳の男性を対象に、抗体の有無を調べる検査とワクチンの接種が来年から原則無料となる。

期間は2022年3月までの約3年間。働き盛りの年代のため、職場の健診や自治体の特定健診でも検査を受けられるようにする。



●オンラインで服薬指導…厚労省、2020年度解禁目指す(2018年12月17日 読売)

厚生労働省は、スマートフォンやタブレット端末を用いて、薬剤師が患者に薬の使い方を説明する「オンライン服薬指導」を可能にするため、来年の通常国会に医薬品医療機器法(薬機法)の改正案を提出する方針を決めた。2020年度中の実施を目指す。


●冬の「かくれ脱水」注意(2018年12月22日 読売)

乾燥する冬は気づかないうちに体から水分が失われ、脱水症の前段階「かくれ脱水」になりやすい。脳梗塞や心筋梗塞が発症するリスクの一つとも考えられ、専門家は注意を呼びかけている。


済生会横浜市東部病院患者支援センター長の谷口秀喜さんによると、脱水症は体重の2~3%の水分が失われた状態を指すが、かくれ脱水では1%。体内の水分は汗のほか、皮膚からの蒸発などにより無意識のうちに失われ、乾燥する冬はこの傾向が強まる。 暖房の使用で屋外より湿度が10~20%低くなる室内では、さらに水分が失われやすい。


冬場は夏よりものどの渇きを感じにくく、水分を積極的に取らない人も多い。 乾燥が進んで体内から水分が出てしまうと、血液がドロドロの状態になり、血栓ができやすくなる。血管に血栓が詰まると、脳梗塞や心筋梗塞につながる。


就寝中は水分を取らない一方で汗をかくため、脳梗塞は冬の明け方におこりやすいという。 特に気をつけたいのは、のどの渇きを自覚しにくく、トイレが近くなることを気にして水分を控える高齢者。かくれ脱水の予防には、意識的な水分摂取が欠かせない。


かくれ脱水の見つけ方

  •  皮膚がかさつき、つやがない。皮膚がポロポロと落ちる。
  •  口の中が粘つく。つばが少なく、ゴクンとのみこめないことがある。
  •  便秘になった。便秘薬を使う頻度が増えた。
  •  皮膚の張りがなくなり、手の甲をつまみ、上げて話した後、跡が3秒以上も残る。
  •  足のすねがむくむ。靴下のゴムの跡が10分以上残る。



田和璃佳<日本美腸メソッズ協会代表>

田和璃佳<日本美腸メソッズ協会代表>

美腸カウンセラー®/美腸をつくるたった2つの習慣で、免疫力up・美肌get・ヤセ菌増やして痩せやすい体を手に入れるoriginal『美腸Methods®』を全国に展開。 【藤田絋一郎先生(東京医科歯科大学名誉教授)監修】